製作中(スハ32の床下)
スハ32製作
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No.10 端部ブレーキ・蒸気ホース連結部

ブレーキ・蒸気配管を主とした車両端下部の作成です。すでに1回作成したのですが台枠から作成しなおしたのでこの部分も合わせて変更しています。

これ以外にはアンチクライマーの外側にある電気線の連結箱の下に、2本0.3φの真鍮線を入れて車体側で半田で固定しています。
さらに連結器解放テコのテコ受けをつけています。エコー製旧型客車用の物です。外側のテコ受けは車体側に半田付け。内側のテコ受けは胴受けに0.4φの穴をあけ瞬間接着剤で固定しています。

旧型客車(古典客車)の特徴でこの形式以降は使用しなくなったアンチクライマーは、スハ32の場合1〜126番まで使用しています。
今回の制作対象はこの特徴のあるアンチクライマーを表現した126番以前となります。
安達のキット内蔵のホワイトメタルでできているアンチクライマーを使用しま。中心部分の連結器胴受けの形状が全く異なりますのでヤスリで削り取り、エコー製の旧型胴受けに切り替え瞬間接着剤で取付けます。

ブレーキ用のエアホースはフクシマ製です。取付け部の径は0.8φと太めですが、1.0×0.8の細密パイプで車体側のブレーキ配管(0.5φ)と接続しています。
ブレーキ配管はエアホースとつながる直前で、斜め下にくねくねと曲がり位置調整をしています。また写真では判りずらいのですがエアホースの締切弁の直前で胴受けから支え板が出て固定されています。
模型では一応エアホースの直前でくねくねと曲げてはみたのですが、実物ような急な角度は強度の関係から無理でした。胴受けから支え板は小さく見えずらいので今回は省略です。この部分に関しては正しい形状のエアホース部品(胴受けも考慮)がほしいところです。

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スハ32製作

蒸気配管は工房ひろ製の蒸気暖房管口を使用しています。現状はホースの接続部分と胴受けへの取付け座が再現されさらに奥で90度下に曲がったところまで作成されています。
途中に付いている支えがなく0.8×0.3の帯板を半田付けしています。実物の形状はかなり複雑で、そこまでは作っていません。
車体の蒸気配管とは90度曲がった先で1.2×0.8のパイプを使用して接続しています。ホース接続側はパイプの側面に0・8φの穴をあけてはめ込んであります。
この部分は本来は弁がついて車体側の配管と接続されていますがそこまでは作成ていません。
車体側の蒸気配管は蒸気暖房管口を接続してみると若干下に配置されている様です。(写真では上側)台枠部分を調整して0.5〜1mm上げる必要があります。

スハフ32丸屋根のエアホースと蒸気配管の写真。
モニタ屋根でアンチクライマーを使用している客車端部の配管形状も図面から推察するとほぼ同様と考えられる。