製作中(スハ32の床下)
次へ進む
No.2に戻る
スハ32製作
メインに戻る

No.9 蓄電池箱.

蓄電池箱は当初大型の物が使用されていまししたが、戦後性能の良い電池が使用され、一般タイプの物に交換されています。 ただしスハ32丸屋根やオハ35等には そのまま大型の蓄電池箱そのま使用されたものもあり、どちらとは一概に言いずらいところがあります。スハ32モニタ-屋根に関して昭和30年代には写真で見る限りでは、ほとんどの物が交換されています。

蓄電池箱はエコー製の一般型蓄電池箱を使用しています。取付け部分はエコー製の一般型蓄電池箱にあわせて、台枠と同時にかさ上げを行い取付け穴をあけた取付け台を作成しています。
実際は電池箱の四隅をアングル材(L字)で囲いそのアングル材を台枠に取付けてあります。ここいらへんを凝り始めて作成を始めると、蓄電池箱を一から作らなくてはならなくなると考えられますので、現状このままです。
追加工作箇所としては取手を削り取り、0.4φの真鍮線をはめ込み、表面部分を削って平らにしてあります。また表面左下には札差しがありますが、表現されていないので客車用票差し(エコー製)から小さいのを見繕ってを瞬間接着剤で付けています。
配線は左右側面から1本づつ配線されています。箱の部分は端子になっていて、配線をボルト止めしているのが正式です。中には途中で壊れてしまったのか、単純に穴があいて中に入っているが見受けられます。
今回は一番簡単な”単純に穴があいて中に入っている”形になっています。現状手間と効果を考え、わざわざ端子止めしている形を再現することは考えていません。また配線は多少垂れ下がっていますのでそれも再現し、0.3φの真鍮線で作成しています。配線の床部分は半田で止めています。実際は電気配管が近くまで来ていてそこから出ています。
電池の裏には工房ひろ製の裏蓋を張っています。この蓋は大したことのように思えますが自分で作ることを考えると大変便利なものです。

次へ進む
No.2に戻る
メインに戻る
スハ32製作

配線は+と−が1本づつでいる基本は端子にボルト止め。中にはそうでないのもある。
スハ32丸屋根