製作中(スハ32の床下)
次へ進む
スハ32製作
No.2に戻る
メインに戻る

No.7 ブレーキ装置No.1

エアー配管からは締切コック・チリコシを通ってブレーキシリンダの制御弁に配管が入ります。0.5φの線材にエコー製の締切コックとチリコシ(挽き物)を取付けます。締切コックとチリコシの間には幅1.0×厚0.3の帯板と配管押え(0.5φ用エコー製)で配管止めを付けます。チリコシはロスト製でなくなぜか挽き物を使用しています。写真で拡大すれば目立つのですが通常言われなければわかりません。
この配管の両側にはエコー製のL字継手(0.5φ用)を使用して、作成した配管を挟む形でエアー配管とブレーキ制御弁に接続します。エア配管側はL字継手の長さがちょうどよい具合で、反対側の太くなる部分もそのま使用してエア配管に半田付けしT字継手にしてあります。

ブレーキ配管はすでに設置してある配管からブレーキしリンダと一体になっている制御弁へ配管し、さらに制御弁から空気溜めと補助空気溜めへの配管を行います。またさらにブレーシリンダから台車へ力を伝える制御棒周りの各装置も取り付けます。
メインのブレーキりリンダ・制御弁はエコー製の客車用ブレーキシリンダ(テコ付き・右向き)を使用します。このブレーキシリンダはテコまですべて表現されほとんど省略もなくなかなか使いやすい製品です。これを台枠とともに作成してある取付け座に瞬間接着剤で取付けます。
このとき必要な取付け穴はすべてあけておきます。必要なのは制御弁周りのブレーキ配管からの空気取り込み配管(0.5φ)・空気溜めと補助空気溜めへの配管(0.4φ)とテコの先の制御棒取付け(0.5φ)・鎖取付け棒取付け(0.4φ)です。

付加空気溜めと補助空気溜めへの配管は0.4φで、車体外側が小さい補助空気溜め、内側が付加空気溜めです。双方共制御弁側に六角ユニオンだ付きます。内径0.4外径1.0H.S.Model製の物を使用しています。
付加空気溜めの配管には空気溜め側に締切コックがつきます。本来は小さいものですがここではエア配管と同じエコー製の物を使用しています。金岡工房のSL用コックを使用すれば可能かとも思いますがそこまでは対応していません。空気溜めは双方とも0.5φ穴が開いていますのでそこにはめ込みます。
車体内側の制動棒関係はNo.2に廻します。

またエコー製の客車用ブレーキシリンダはブレーキりリンダとテコの間が切り離されてしまう場合があるので真鍮線を埋め込み固定しておきます。取付け前には必ずこの処理とテコの鎖取り付けは行っておかないと後で処理することが出来なくなります。
さらに今回はスハ用ですがこのシリンダのテコはスハフ用でテコは車体外側に手動制動機用としての延長がありますので削っておきます。

No.2に戻る
メインに戻る
次へ進む
スハ32製作

ブレーキ装置関係の取付けを行いました。基本的にはブレーキシリンダと制御弁の取付け、それに伴う空気配管と制動棒の取付けです。2回に分けてNo.1はエア配管まわりの取付けです。