ドアノブはエコーの客車用ドアハンドル(開戸用/旧型)をドアに0.5Φの穴をあけ、塗装なしでそのまま瞬間接着剤で取付けいています。
発電機ベルトはエコーの発電機使用ですがベルト用の帯板なくしてしまったので0.8×0.4の帯板を使用して黒に塗り瞬間接着剤で取り付けています。
床下・ブレーキ伝達棒は途中で取れてしまったので、再度瞬間接着剤で取り付けました。
カプラーはケディーのNo.6を使用しています。当初取付け高さが1.5mmも低くなってしまい、次の2か所を修正しました。
@台車中心ピン取付け高さが長年の取り扱いの結果変形して0.75mm程度下がってしまっていました。原因を探したところ、台車のコ型の中心ピン取付け部分が凹んでいましたので指とペンチで押し戻しました。
Aカプラー取付け座の側面がスカスカなので、エッチングで側面を埋める板を作成して取り付けたました。その時取付けが悪く取付け位置が0.75mmほど下がってしまっていました。この部分は側面の板をペンチで調整しながら、指で力任せに下から押して持ち上げました。
カプラーは最近IMONのカプラーが出ており、使ってみたいのですが、まだ使用に至っていません。お店の人に聞いたところ取付けネジがM2.0ではなくM1.4ということで直ちには使用できないようです。
最後に窓をキットに付いていた透明板と白板をゴム系接着材で取付け完成とします。
今回たかが客車に2年近くかかってしまいました。
別にいつまでにやらなくてはいけないということはないので、気楽にやった結果です。
いろいろやってみた結果が反映されていて、下から見たり、車内をのぞき込んだりして1人喜んでいます。
但しやっている途中いくつもの点で、ああしたいこうしたいという点が出てきました。しかしながらこだわっているといつまでたっても出来上らないので、あきらめた部分が多々あります。
次はスハフ32(勿論モニタ屋根の32600)をやろうと考えています。スハフ32は今回できなかった点を折り込んでいきたいと考えています。
ウェザリングで特に幌の上の煤の表現はやってみたかったのですがまだ中途半端です。一応マスキングテープで隠して黒を吹いているのですが、実物ではもっと煤の境がはっきりしています。長年なぜあのように幌の上だけくっきり煤が付いているのか疑問だったのですが、最近雑誌にモップが届かないので洗い残しているとの記事があり、なるほどと納得しました。
車体を不必要に艶消しにしてしまった事も、煤との境を分かりづらくしています。
No.17 完成
とりあえず完成しました。1年と10カ月(ほぼ2年)掛りました。
残りの作業として、ドアノブ・発電機ベルト・ブレーキ伝達棒とカプラーを取付け、簡単なウェザリング後窓を入れました。
ところでこの時点で不用意に作業したところ瞬間接着剤がかなり広く屋根に付いてしまい愕然としました。ナイフ等で削った見たのですがしみ込んでしまい白くなっています。仕方なく屋根中央のキャンバス部分のみ再度スエード調スプレーを吹いています。
この為折角吹いた煤がその部分だけ消えてしまいました。