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スハ32製作
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洗面所排水管は余裕があり問題はありません。おそらく実際のレ-ル上でこれほど台車が曲がることはないと思います。

車体上部のトイレ・洗面所部分に仕切りを入れ部屋を作っています。
便所側は扉を作っています。洗面所側は扉がなく開けたままになります。
いずれにせよこの部分は窓が曇りガラスとなりほとんど見えなくなります。
あくまでの自己満足の世界です。

トイレの配管は向かって左から手洗い排水管・便所排泄管・トイレ部屋排水管の3つを追加しています。
手洗い排水管は0.6Φの真鍮線を台枠に穴をあけて半田付けで取り付けています。下部は一応0.4φドリルでわずかに穴を開けてあります。
便所排泄管と排水管はエコー製ホワイトメタルのものを使用しています。便所排泄管の部品は厚みは3.3mmもあります。スケールでは厚みは1.5mmなので、下部の四角い部分の後ろ半分を削り取っています。また上部の車体への取付け部分も前部分を削り配管に当たらないようにして、車体外側ギリギリのところに取り付けてあります。これをしないとこの様な取付けではすぐに台車にあたってしまいます。また排泄管下部の排出口部分には1.0×0.3の真鍮帯板で四角い枠を作り取り付けた後、手前がほとんど見えなくなるように斜めに削っています。この枠は便所排泄管下部に0.4φ真鍮線を埋め込み、それをガイドに瞬間接着剤で取り付けてあります。
洗面所側も排水管が台車に当たらないように、前後方向の本来の取付け位置より3mm内側に取り付けているので、洗面の窓位置よりずれて取り付けられます。

製作中(スハ32の床下)
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No.13 トイレ・洗面所

4番ポイント通過に関しては計算してみますと、700Rに相当しますので500Rで通過に問題がないのであれば問題にはなりません。
トイレ窓との関係での位置のずれが気になる場合には、台車に配管を取り付けてしまうか、各配管を思い切り外に出してしまう等の方法を取れば良いと考えられます。
また配管車体内側には接触の場合にショートしない様にエポキシを塗っておく必要があると思います。

トイレと洗面所の排水管は台車との当たりが常に問題になります。とりあえず500Rカーブと4番ポイント通過時の台車の傾き角度を求めてみました。
500Rの場合円周は約3140mmとなります。台車中心間の長さは175.5mmですから占める角度は20.12°となります。この角度はそのまま台車間の角度となります。通常両方の台車に引掛りや制限がなけれは2つの台車は等分に曲がりますので片方の台車の傾き角度は10.06°(ほぼ10°)となります。この台車の傾きを図で表すと下図のようになります。ここに便所排泄管・トイレ排水管・洗面所排水管を当てはめるとギリギリで当たりません。但し便所排泄管・トイレ排水管・洗面所排水管に位置は本来の位置でなく、3mm程度車体中心側にずらしてあります。もし本来の位置に取り付けると750R程度も難しくなります。この為本来は便所および洗面所窓の下に配管が来るべきところ、だいぶずれて取り付けられています。

便所排泄管の当たり部分。
この当りが一番きつい部分です。ほぼ図面と同じ状態になっています。

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