石炭は貨車の下からピットに落とされます。
左の装置と反対側にあり石炭が詰まった場合に貨車をたたいていたようです。
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軌道の風景
メイン
確認できた電気機関車は1・2・3・5・6・7・8・10の8両でした。4・9はおそらくないと思います。
また1・5は小型で石炭運搬には使用されていなかったようです。
No.9 太平洋炭鉱(釧路)1回目
荷降し場からループ反対側を見る。ループの中はほとんど何もないが、草刈り等の管理は行われています。
石炭満載の貨物列車越しに石炭を降して空車となった貨物列車を見ます。初めに機関車で停止していたほうを見ています。
釧路にある太平洋炭鉱の運炭軌道で、海沿いの採炭場から釧路臨界鉄道・春採駅の選炭場まで石炭を運んでいました。太平洋炭鉱はまだ採炭しているようですが、軌道はすでに廃止されています。
軌道は一方通行で採炭場と選炭場の間は往復の線路が並行しているので複線となっています。列車の運行回数は4本程度の列車が逐次運行されており、1時間に4本程度でさらに資材列車が間に入るので頻繁に列車がやって来ました。
私が訪れたのは昭和50年5月です。初めの日は日曜日であった為運行されていませんでした。また霧が深く、海に近いため灯台の霧笛がボー・ボーと鳴り響いていて非常に寂しい場所である印象でした。
初回はこの初日の写真です。

列車検出装置と思われる。

簡易な分岐
おそらくスプリング式の分岐
右は貨車で石炭を積んでいますが、下が悪用にはなっていませんので、通常の石炭輸送用ではありません。
こちらは除雪車だと思います。
後の客車は前の客車とタイプが異なります。
除雪車というより徐氷車のような気がします。
客車です。
上に登ると線路が続いており、先に進むと機関車が見えてきました。

インクラインが上に伸びています。

石炭を満載した貨物列車も選炭場の手前の途中で停止したままで置いてあります。
線路の横から出ているのは、選炭場までの移動通路?石炭運搬様のベルトコンベアではありません。
電気機関車がパンタを降して佇んでいます。
釧路臨港鉄道の春採駅から軌道がある丘の上を見上げても何も見えません。荒涼とした荒野が見えるだけです。
貨車で石炭が詰まり下に落ちない場合、油圧か空気圧で貨車の横腹を押していたようです。
軌道の風景
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貨車はこのようなタイプです。下がパカッと開くようでした。
編成は半固定です。
電気機関車は東芝製でした。7号機
石炭荷降し場を見ます。
下を見るとこんな感じ
インクラインの途中には橋が掛かっている。