1円電車に乗って明延鉱山側に到着してからの写真です。明延側は車庫もあり神子畑よりヤードが大きくなっています。
ホッパーが出た鉱石列車が軌道の先端に向かっています。
しろがね号の奥にも電気機関車がおいてある。
1円電車の横にわかば号が出てきました。後ろには貨車が1両連結されています。この車両は事務用に使用されているようでした。
その先には鉱石積載用にホッパーおよび機関車・客車の車庫が存在します。
上写真の1円電車事務所の反対側には電車乗客の待合い所がありました。左に1円電車が待機しています。
1円電車の前方には信号灯があります。
この付近は車庫への配線も含めて広いヤードが存在しています。
軌道の横には保線用の側線と車庫ではないかと思われる配線がありました。右の建物は1円電車用の事務所
です。
鉱石輸送用の機関車がバッテリーカー(?)と共に留置されています。
鉱石貨物列車の後部とトンネルとは反対側の風景です。線路に屋根がかぶせてあります。
この屋根は昭和40年代には存在せず比較的新しいものだったようです。
鉱石貨物列車がトンネルに入っていきます。
トンネルの脇に分岐があり2線分のヤードがあり、ナベトロがおいてありました。
神子畑側から列車が来ます。明延側についても長いトンネルの後,いったん外を走り、再度トンネルに入った後鉱山側のヤードに出ます。
トンネルを出た後、1円電車が鉱業所積載場に向かいます。
鉱山の主体はこちらで軌道の車庫・鉱山はこちら側にあります。路線図は私が訪れた昭和54年当時のものです。配線は時期によって変更があり昭和40年代とはかなり変わっている部分があります。おそらく廃止までの最終的な配線であると思えます。但し写真がない部分もあり若干予想の部分もあります。
軌間762㎜と508㎜の1つのゲージが存在し、2つのゲージが混在する3線区間も存在します。762㎜は鉱石の輸送と1円電車に使用されており、508㎜は鉱山内軌道・鉱石の残りのズリ捨てに使用されていました。
今回は1円電車が走っていた軌間762㎜の部分の写真が主体です。
上写真の反対側から撮った写真です。手前には3線区間が存在します。
上写真ホッパーの反対側
鉱石積込み場(ホッパー)に貨物列車が入っていきます。左側の積み込み場はすでに使用されていません。
車庫奥に電気機関車が2両置いてある。